2002/11/07 更新
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Lhaplus (ラプラス)Ver1.12 FREEWARE これ1本で圧縮解凍パーフェクト
いろんな圧縮、解凍ソフトがありますが個人的に一押しです。
これがあれば以下の形式のファイルの圧縮、解凍ができてしまいます。
何は無くともこれは入れておきましょう。
対応形式一覧。
解凍可能形式 | 圧縮可能形式 |
ace | jar | tgz | |
arc | lzh | uue |
arj | lzs | xxe |
b64 | mim | z |
bh | rar | zip |
bz2 | tar | zoo |
cab | taz | |
gz | tbz |
Vectorなどから入手してください。検索キーワードは”Lhaplus”です。実はこのソフトバージョン1.16が存在しますが、ベクターで入手できるものは1.12です。
だからといってどこかの裏サイトから1.16を探してくださいというのではありません。その逆です。バージョンは古くても1.12をつかってください。
実は1.12に「可能」で1.16に「できない」ことがあります。それは「壊れたzipファイルを可能な限り途中まで復元できるかどうか」です。
そもそもこのことはどこかに明言されている機能ではありません、あくまで自分が使っていて気が付いたことです。
ほかの解凍ソフトを使っても「解凍できません」とか「壊れています」というメッセージを出してまったく解凍できないソフトの方が多いので、もしやこのZIPは壊れているかも?と思ったらとりあえずこれは便利です。
と、メリットばかり書いてきましたが、デメリットとしてあえて言わせてもらえば「遅い」ことです。
その他フリーウェア、シェアウェアの解凍速度の速いものに比べて2−3割余計に時間がかかります。
よほど大きなファイルを扱わない限り致命的ではないですね。
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LTW FREEWARE 解凍せずに書庫の中身を確認する
圧縮されたファイルを解凍せずに中身を閲覧するソフトです。特定のファイルを取り出したり、埋め込むことができます。
動作イメージ
それぞれの圧縮形式に対応するために別途 アーカイバDLL(統合アーカイバのDLL)が必要です。
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Caldix FREEWARE 統合アーカイバDLLを自動的にそろえてくれる優れもの
先ほどのソフト紹介で統合アーカイバDLL(たとえばUnlha32.dll)などが必要
といいましたがこれが結構そろえるのが大変。
圧縮ファイルの形式の数だけDLLもあるといっても過言ではないくらいですから、
たくさんの形式に対応しているソフトをパーフェクトなやつに育てようと思えばそれをすべて探して
しかるべきものをしかるべき所に配置する作業をしなければなりません。しかもそれらDLLの配布場所は当然複数の場所にあり探すだけでも
一筋縄ではいきません。中には頻繁にバージョンアップして不具合をなおしているDLLもあり、
情報収集もさることながら新しいDLLを持ってくるたびに再び設置作業を行うのは熟練者となるほどに面倒なもの。
そこでCaldixです。上記の面倒な操作をこのソフトが自動的にやってくれます。
つまり「システムに足りない統合アーカイバDLLを調べる。」
「最新のDLLがあるかどうか調べる」「それをダウンロードする」「解凍する」
「しかるべき場所に設置する」。これをすべてです。DLLのこととかがよくわからない初心者にも
常に最新のDLLじゃないと気持ちが悪いけれどそろそろ面倒だなあと感じてきた熟練者のどちらにもありがたいソフトだといえるでしょう。
統合アーカイバDLLが必要と銘打ったソフトを使うことは1度や2度はあるはず。
そのときに安心してそれらソフトを使い始めるためにも、Caldixを使ってシステムにDLLを導入しておくといいでしょう。
- 連続圧縮・解凍 FREEWARE その名の通りだがひと味違う
連続圧縮と聞いてどんなソフトを思いつくでしょうか。私はこうです。
たとえば、ファイル10個フォルダ10個を「連続圧縮」したとします。そうしたら、20個の圧縮ファイルができている、そんなイメージです。
ところが、これを1つの圧縮ファイルにまとめてしまうソフトの方が多いんです。たとえばLhaplusだってそうです。
複数のファイル・フォルダの圧縮はできますが、それは個別ではなくあくまで一つにまとめてしまいます。
たまにはファイル一つ一つを個別に圧縮したいときがあるじゃあないですか。そんなとき面倒ですよね、
ファイルが10,100もあったら操作も10,100回行うんですよ。
実はこのソフトにたどり着くまでに10以上の同類ソフトを試してきました。
しかし、なかなか自分のイメージ通りのソフトはありませんでした。
それらのだめだった点をあえて挙げますと
「連続圧縮・解凍するまでに至る操作が多くて複雑。(実は極窓のこと、起動が早ければこれがベスト)」
「ロングファイル名に対応していないので圧縮ファイル名が8.3形式のショートファイル名になってしまう。」
「ファイル・フォルダ個別に圧縮することができない(連続圧縮と銘打っていてもこのざま)」「フォルダの連続圧縮に対応していない。」などです。
ということは、ココに紹介するこのソフトは以上の不満を解消していることは言うまでもないですね。
その点このソフトは起動も早いし処理したいファイルをまとめてダイアログボックスにドラッグ&ドロップすれば後はお任せの簡単操作です。
しかし圧縮形式に対応した統合アーカイバDLLがココでも必要です。
ちなみにLhaplusを引き合いに出しましたが、その他の圧縮、解凍ソフトでも一緒です。圧縮、解凍という点では同じでも、
「お互いに無い」機能がありますのでこういうときはその足りない機能を補う形で今回のように目的に応じて適切なソフトを併用するのがベストな解決です。