////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 【 ソフト名 】 My Registry Backup & SetTime 【バージョン】 0.04.05.10 【 動作環境 】 Windows9x NT 2000 XP 上で動くMS-DOSプロンプト 【 必要DLL 】 なし 【 製作言語 】 Borland C++ Compiler5.6.4とBATCH FILES ////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 簡単な説明: このスクリプト(MyRegBackup.bat)はREGLIST.BATに書いてあるリストを元に レジストリのバックアップを作ります。またそれらのファイルを一つにまとめて 圧縮します。 はじめに:  レジストリはWindowsの設定情報の中枢です。たとえて言えばOSが人体ならばレジスト リは血液のようなものです。OSはレジストリを絶えず参照し、そしてダイナミックに変 更されています。  レジストリのバックアップを取るには便利なツールが世の中に出回っていますが 基本的にはどのツールも自分でバックアップしたいレジストリキーを登録しなければな りません。それはこのバッチファイルでも一緒ですがすでに登録済みのキーが多いので 初めに何も追加しなくてもある程度はバックアップが出来るはずです。追加したいキー があれば自分で追加することも容易です。すでにある設定と見比べて追加できます。 使い方: 'レジストリバックアップ開始.BAT'(またはMyRegBackup.PIF)を実行します。 REGLIST.BATに登録されたレジストリファイルが書き出されます。ファイル名の先頭に は年月日時分秒が追加されます。後は以下の質問ダイアログに答えるだけです。 1)レジストリファイルをすべて書き出すと書き出した分のファイルを圧縮して一ま とめにするか聞いてきます。ダイアログボックスに「はい、いいえ」で答えます。圧 縮形式はZIPのみです。「いいえ」と答えるとここで終了します。「はい」と答えると ファイルを圧縮します。 2)ファイルを圧縮した場合は次に元のレジストリファイルを残すかそれとも削除す るかどうか聞いてきます。これにも「はい、いいえ」で答えます。 「はい」と答え た場合は今回バックアップしたレジストリファイルだけを削除します。以前にバック アップしたレジストリファイルが残っていてもそれを削除しません。「いいえ」と答 えた場合にはファイルを削除せずに終了します。 アンインストール: Windowsレジストリに書き込みの処理は行っていません。 フォルダごとすべて削除すればアンインストール完了です。 バックアップされたファイルの使い方:  システムに戻したいレジストリファイルをダブルクリック(実行)します。 レジ ストリの内容がシステムに書き戻されます。その後すぐに反映されない場合も有るので 一度再起動を行います。 (レジストリの仕組みについてはよく理解してからご利用ください) 注意:  このプログラム(バッチファイル)はWindows上で動作するように書かれています。 間違ってもリアルモードのMS-DOS上で実行しないでください。リアルモードのMS-DOSで はそもそもレジストリに基づいて動作していないのでレジストリを書き出すことが不可 能です。 同梱されているファイルについて: レジストリバックアップ開始.BAT (MyRegBackup.bat を呼び出すだけ) MyRegBackup.bat MyRegBackup.PIF(拡張子は表示されないかもしれません) REGLIST.BAT REGLIST.PIF Sleep.exe ZIP.EXE msgdsp.exe settime.exe README.txt 以上10個のファイルが同梱されています。以下ファイルの説明です。  MyRegBackup.bat はレジストリバックアップに使うファイルです。通常はこれを実行 するだけでレジストリのバックアップを作成できます。  MyRegBackup.PIF はWindows9x系列で自動的にウィンドウを閉じる設定をするために 必要なファイルです。MyRegBackup.batもしくはMyRegBackup.PIFのどちらかをダブル クリックすることによってレジストリバックアップ作業を開始できます。  REGLIST.BAT にはバックアップ対象のレジストリキーを記述します。バックアップした いレジストリの追加削除をしたい場合はこのファイルを変更します。ファイルを見れば大 体のことがわかると思います。また、このファイルに記述されているレジストリキーが あなたのシステムに見つからない場合は、ファイルを書き出すことはありません。バック アップされているファイルを確認して不要だと思った部分を削除してください。削除を ためらう場合は行の先頭にREM を追加すれば実行されません。  Sleep.exe はバッチファイルの実行をある時間止めるために作成しました。Sleepの後 に整数を書けばその秒数だけ実行が停止します。これだけを単体でほかのBATファイルに 組み込むことも可能です。  ZIP.EXE はファイルをZIP圧縮するために同梱させていただきました。 http://www.info-zip.org/pub/infozip/ 上記URLからダウンロードできます。1999-10-4にリリースされたVer2.3が現在の最新版 でありそれを同梱しています。  msgdsp.exe は海人さんの作成されたCToolsから抽出して同梱して利用させてもらって います。BATファイル中から呼び出して「はい、いいえ」と答えてもらうために使ってい ます。以下、作者さんのWebページです。 http://hp.vector.co.jp/authors/VA002133/  settime.exe は私が作成したプログラムでBATファイルを実行中に動的に環境変数に 時刻を登録することを目的としている単機能ツールです。 任意の環境変数へ年月日時分秒のフォーマットで出力します。インターネットを探して もこういったツールが見つからなかったため自分で作成しました。  「動的」に環境変数に「年月日時分秒」を登録することはDOS上で非常に難しく、OSに よって統一された方法がありません。また、そのためのツールもインターネット上で見 つけるのは無理に等しく、それならば自分で作るしかないと自作した次第です。これも ほかのバッチファイル中から呼び出して使うことが出来ます。使い方はBATファイルを見て やり方を真似してください。 配布条件:  私が作成したプログラム2点、Sleep.exe とsettime.exe については自由に配布して かまいません。 MyRegBackup.batについては改変自由です。配布も自由です。もっと便利なように改造 できたら教えてください。 制限事項:  ロングファイル名の利用できる環境で実行してください。 通常問題ないと思われますがパスの長いフォルダで実行しないほうが よいかもしれません。出力ファイルのフルパス文字数が255文字を超えた場合の 動作保障はいたしかねます。その他もろもろの損害や、被害についても責任を 持ちません。 その他:  同梱したすべての実行ファイルはUPX 1.23 http://upx.sourceforge.net/ によって圧縮されています。  WindowsNT系列ではBATファイル実行後にウィンドウが自動的に閉じられます。 Widows9x系列で実行した後のウィンドウを自動的に閉じたい場合は 一度実行した後に作成されるPIFファイルのプロパティを開いて 「プログラム」>終了時にウィンドウを閉じる(X)、にチェックを入れてOKを クリックして閉じます。 ※0.02.10.17より、初期設定済みのファイルを同梱しました。 更新履歴: 0.04.05.10 レジストリリストを追加、および修正。 0.03.09.23 バグになりそうな部分を修正。レジストリリストを追加。 0.03.06.29 REGLIST.BATにURL、コメントなどを追加修正しました。 0.02.10.24 REGLIST.BATにURL、コメントなどを書き加えました またダイアログの返答を規定値に設定することにより自動 バックアップを可能にしました。詳細はMyRegBackup.batファイル中の @set REGBACKMODE=2の行以下を見てください。 0.02.10.17 Windows9x実行時に自動終了するように設定したPIFファイルを添付 0.02.10.13 初公開 ホームページ :http://nnspaces.sakura.ne.jp/contents/index.html //////////////////////////////////////////////////////////////////////////////