2005/11/27 この記事のURLを固定しました。
2005/05/23 更新
2004/12/15 更新
2004/09/20 更新
NN空間管理人のPE Builder実行環境
システム GA-7VTXH
CPU AthlonXP 1700+
メモリ 512MB
ハードディスク 120GB x 2
作業OS Windows XP Professional
作業ファイルシステム NTFS(FAT32ではNGです)
BartPE対象ファイル XP に SP1a を適用済
PE BuilderでWindowsXPブータブルCDROMを作ろう
必要なもの
素のBartPE作成手順
情報
KNOPPIXについて
Bootable CDROMと聞いて、「Windowsをインストールする時にCDROMから起動できる、あれだな」と思った人はかなり惜しい。
詳細はここ:(英語) Bart's PE Builder v3
今までの緊急用MS-DOSフロッピーディスクやCDROMではDOSのツールを立ち上げることしかできませんでしたが、これは、CDROMの中にWindowsXPが起動できるファイルが入っており、その環境下でWin32 アプリケーションを実行できます。
今までのブータブルCDのイメージとはかなり違います。これに近いものは例えて言うなら
KNOPPIX でしょう。(これはLinuxベースだし、オフィスソフトなども入っていてかなり豪華ですけど。)
換言すると、フロッピーディスクからMS-DOSを立ち上げるかのようにCDROMからWindowsが使えるという代物です…。(実際に使ってみないと分かりにくいかもしれません。)
そして、PE Builderにて作成したCDでパソコンを起動すればWindowsXPベースのOSが立ち上がるので標準で、NTFS ファイルシステムを読み書きできます。CD-ROMにもアクセス可能です。これは非常に重要です。というか,かなりありがたいことです。
とにかく今までのMS−DOSブートではFAT32, NTFS, ロングファイル名、CDROMへのアクセスなど、かなり苦労をされた方も多いと思います。しかし,これからはこれさえあればすべて解決です(たぶん )。Bartさんも、’今までのDOSベースのツールにさようなら ’といっています。
(それでも、用途によってはDOSベースのツールも有効な場合もありますし、使い分けが大切だと思います。FDブートイメージを集めて、その中から選択して起動できるCDROM(ISO)を作成するツール Bart's way to create bootable CD-Roms (for Windows/Dos) は 今でもお気に入りです。)
ただ、このPe Builderによって作成される WinPE (WindowsPreinstallEnvironment)はすべてのWin32APIを利用できない(らしい、Core Win32 APIのみ)ので、Windows用ソフトであっても実行できないソフトがあります。また、Windows 64-bit editionをサポートしません。
以下、BartさんのWebサイトを意訳しながらPe Builderを用いてブータブルなISOイメージを作成するところを解説していきます。
なお, Bartさん自身がこのPE Builderにて作成した物はBartPEという愛称 で呼んで欲しいといっていますので,Microsoft純正のWinPEとの混乱を避けるためにもこれからはBartPE と呼びます。
また、BartPEにおける質問をMicrosoft にしないようにお願いします。BartPEをマイクロソフトはサポートしません。
このサイトではプラグインを導入するところはほとんど解説していません。
そのかわりにこのページの終わりでプラグイン導入に関して役に立つWebサイトを紹介しています。
プラグインを導入することによって,日本語版のXP で作成したBartPEでの文字化けを直したり、Explorerを利用できるようにしたり,ネットワーク機能が使えるようになります。
プラグインを導入することで格段に便利なBartPEにカスタマイズすることができます。
一度で納得のいくCDを作ることは無理でしょうから、一つ一つできることを積み重ねていくと良いと思います。
WindowsのインストールCDROMからいくつかのファイルが必要です。
およびインストール済みのWindowsからもファイルが必要です。その場合Pe Builder実行システムはWindowsXP以上である必要があります。
対応しているWindosのバージョンは:
Windows XP Home Edition (Service Pack 1以上を適用済みのもの)
Windows XP Professional (Service Pack 1以上を適用済みのもの)
Windows Server 2003, Web Edition
Windows Server 2003, Standard Edition
Windows Server 2003, Enterprise Edition
PE Builder は Windows 2000/XP/2003 システム上で動作します(必要なファイルを整える環境)。
Windows NT4/ME/9xでは動作しません。
出来上がったISOイメージファイルは各自で
CDRに書き込んで ください。
・・・・
上記のものが必要です。ない人はとりあえずWindowsXP の PROFESSIONALか、HOME EDITION(日本語版)を購入すればよいと思われます。
お勧めの環境は、WindowsXPをインストールした環境でPeBuilderを動かし,XPのCDROMを使う方法です。
またPEBuilderを実行するだけならWindows2000上でも動きます。
しかし,必要ファイルを集めるなどの手間がかかりますし,確実とはいえません。その場合にも当然WindowsXP(SP1)のインストールCDROMが必要です。
それでは、はじめましょう。
Pebuilderをダウンロードする 2004/08/01 現在の最新Pebuilderは3.0.32です。
以下の画像はバージョン3.0.22のものです。最新バージョンとの差はほとんどありませんのでそのままお読みください。
これをダウンロードして、任意の場所に解凍します。
この中の’Pebuilder.exe 'を実行します。
すると以下のスプラッシュウィンドウが一瞬表示されます。
この画面は’NEXT 'で次へ。
作成データの指定を行います。
’Path To Windows Installation Files ' はWindowsセットアップCDROMのドライブを指定すればOKです。
セットアップファイルをハードディスクにコピーして使いたい場合はI386フォルダのひとつ上の場所をここで指定します。
Add files/folders from (custom) directory ’は ISOイメージに含めたいファイル(フォルダ)の場所を指定します。これらはCDROMのルートに置かれます。必要なければ指定なし(空欄)で大丈夫です。
設定ができたら’NEXT'
ここではプラグインの設定を行います。
Pebuilderの中に含まれているプラグインもはじめは無効になっているものもありますから注意してください。
Pebuilderが利用できるプラグインは\Plugin 以下にその利用できるソフト名でフォルダがありますので各フォルダ内にあるhtmlファイルを読んでそれぞれのプラグインを導入してください。
※各自でプラグインフォルダの説明どおりにそれぞれ導入します。PeBuilderをダウンロードした直後の状態では利用できないプラグインが含まれています。
導入されているプラグインは’Enable/Disable ’ボタンをクリックすることによって 'Yes/No'を切り替えられます。
利用したいプラグインをYes にします。
無料で導入できるものとしてお勧めなのが
Mcafee VirusScan(ウィルススキャン) です。IrfanView(マルチメディアビュワー) も動きます。(別個でファイルのダウンロードが必要です)
ここの設定は特に変更しなくても次へ進めるはずなので、先ずは流れをおさえておきましょう。
設定ができたら’NEXT'
出力先の設定です
’Output directory ’は一時ファイルの出力先になります。
’Create ISO image ’をチェックしてISOイメージファイルの出力先を設定します。
設定ができたら’NEXT'
すでに’Output Directory' が存在しないと ’Create * ? ’が、存在すると’Erase * ? 'ダイアログが出ます。
どちらにしても続行するためには’はい(Y) ’です。
ISOイメージを作成中の画面です。
エラーが出なければ最後まで行きます。途中でエラーが出た場合には’pebuilder.log ’ファイルの中の’ERROR'行を探して、原因を突き止めてください。
※エラーが出ると以下のような表示が出てそれ以上進めません。
’<<’ または ’>>’ ボタンをクリックしてエラー行にジャンプすることができます。
ISOイメージファイルを作成している経過が表示されます。しばらく待ちましょう。
エラーがなければこのような画面で停止します。
確認ができたら’NEXT'
’ISOイメージは作ったけれど焼くのは自分で勝手にやってね。 ’というメッセージです。
’EXIT' で終了。
お疲れ様でした。
参考までにB'S RECORDER GOLDで焼く場合の画面です。
'トラックイメージ’として登録します。
間違ってファイルとして焼いてもバックアップにしかなりませんのでお気をつけて・・・・・・・・・
焼きあがったCDをパソコンにセットして、
BIOSの設定で起動の優先度をCDROMがHDDよりも上にくるように設定。
パソコンを再起動すればBart PEが立ち上がります。
※どんな感じになるのかというと・・・・↓
Bart PE 立ち上げ時の画像
(※ちなみにこの画像は Bart PE立ち上げ時 に PrintScreen キーでキャプチャー したものを'ペイント ’を用いてNTFS ドライブのフォルダに保存したものです)
情報1
さらに
追加情報(下記) を参考に改造(別途プラグイン を導入して,ISOイメージの作り直し )をしたところこんな姿になりました。
デスクトップ画像
HDDBENCH 実行結果 テストマシンは上記のシステム(Athlon) において、ディスクのテストはRAMDISKに対して行ったものですのであしからず。
タスクマネージャにて起動可能だったアプリ一覧
これでFTPサーバーも立ち上げ可能なことを確認
(さらに一言付け加えるならば,最強のデフラグ環境ではないかと思われます。改造後のブートCDでXP標準のデフラグを実行できました。)
追加情報
ネットワークの設定
エクスプローラーの利用
IMEの利用
などについてはほかの方が解決策を模索していらっしゃるようです。
以下のサイトからたどれるさまざまなプラグインを利用させていただくとBartPEがとても使いやすくなります。
PE Builder - Explorer&IE起動法 + α 332氏のサイト
PE Builder v3用アプリ組み込みプラグイン 444氏のサイト
追加情報その2
本ページではISOイメージをCDRに焼く時にはB's RECORDERを使って説明しましたが、無料のツールでISOイメージをCDRに書き込むこともできます。
その中でもお勧めなのが
CDRtoolsのフロントエンド
です。
本来DOS(プロンプト)上で使うCDRECORD.exeを GUIで使うためのツールです。通常のCDR書き込みソフトとして十分使えます。 個人的にはこういったソフトは大好きです。
※こまめにバージョンアップがされていてドライブ指定も簡単になりました。
Pe Builderを日本語化するツールがググると見つかります。
英語アレルギーのかたは日本語化したBartPe Builderを使うのも有りかと。
ローカルディスクが見えない
ハードディスクをマザーボードに直接繋がないで, インタフェースカードを経由して(たとえばPromise Ultra133TX2など)ハードディスクを接続して普段利用している場合、BartPEから起動したときにまったくハードディスクが見えなくなります(私がまさにそれでした)。
そういった場合はインターフェースカードのドライバをプラグインとして組み込めばいいのですが, 巷にはいろんなインターフェースカードが出回っていますからプラグインが出るのを待つのは現実的ではありません。
そういったときにはドライバFDを用意して,BartPEの起動時に ’Press F6 … ’ が現れたときにF6キーを押しその後のメッセージに従って,ドライバFDを突っ込み,WindowsXP対応のドライバを読み込んでおけば BartPE起動後にローカルディスクが読めるようになっています。
試行錯誤
きっと誰もが何度もISOイメージを作り,そしてCDを書き込み、PCの再起動を繰り返しながらBart PEの動作チェックをしていると思います。私もそうです。
誰でもそうしていると思いますが,CD-R を使うのではなくCD-RW を使いましょう。何度でも書き換え られますし,ごみも減りますし。最近ではCD-RWメディアにも 4-12倍速(High-Speed)対応や,16-24倍速(Ultra-Speed)対応のものが出ていますので書き込みの遅さは気にならないはずです。消去の時間が多少かかりますが高速消去で30〜60秒程度でしょうか。もちろん高速書き込みに対応したCD-R/RWドライブが必要になります。
それでも私は16倍速以上の書き込みはあまりやりません、普段は4-8倍速程度で焼いています。
DVDにもISOイメージが書き込める環境の人はDVD(RW)を使うと幸せかもしれません。
標準の1倍速ですでにCDの6倍速程度のスピードを持っていますので,4倍速ならばCD換算で24倍速書き込みできます。私は高速書き込み時のうるささを気にするほうなのですが,DVDはCDよりも高密度に書き込みますのでたとえばCD換算で24倍速でもDVDの回転速度はそれよりももっと遅いので静かに書き込めます。
また、ツールを大量に書き込んで大容量のISOイメージファイルになっても安心して書き込めますね。
↑私はDVD-R/RWドライブを持っていないので実際には確認していません。
無料の仮想PCを使う
事件は仮想PC で起きているんじゃない! 実機 で起きているのだ!
といいつつもやっぱりBartPEの動作確認のために何度も再起動を繰り返すのは面倒ですね。
できることならば再起動なしでBartPEの動作を確認したくなります。
そこでお勧めのツールがBochs です。
bochs: The Open Source IA-32 Emulation Project (Home Page)
Bochs2.1 がリリースされかなり環境が改善されている様子です。
テスト環境として使えそうな予感がしてきました。
いろいろテストして見ます。
デフラグについて
デフラグをするにはBartPEのような環境が最良 であると考えています。そこでここでもGUIのデフラグを実行できると幸せなのですが、どうやらExplorer&IEプラグインのVer2.3以降はMMCのデフラグが呼び出せなくなってしまったみたいです。でもコマンドライン版のDefrag は呼び出せるようなのでこちらを使うことにしました。
(ちなみに素のBartPEではDefragコマンドが入っていないようです。Explorer&IEプラグインを導入するといっしょにコピーされます)
※2004/03/28 現在のExplorer&IEプラグイン3.9ではMMCからデフラグがGUIで出来るのを確認しました。
コンソール版デフラグ
Microsoft Windows XP [Version 5.1.2600]
(C) Copyright 1985-2001 Microsoft Corp.
B:\Documents and Settings\Default User\Desktop>defrag
Windows ディスク デフラグ ツール
Copyright (C) 2001 Microsoft Corp. and Executive Software International, Inc.
使用法:
defrag <ボリューム> [-a] [-f] [-v] [-?]
ボリューム ドライブ文字またはマウント ポイント (d: または d:\vol\mountpoint)
-a 分析のみ
-f 空き領域が少ない場合でも最適化を強制します。
-v 詳細を出力
-? このヘルプ テキストを表示します。
D:ドライブのデフラグを実行してみる
B:\Documents and Settings\Default User\Desktop>defrag d:
Windows ディスク デフラグ ツール
Copyright (C) 2001 Microsoft Corp. and Executive Software International, Inc.
分析レポート
9.77 GB 合計, 6.79 GB (69%) 空き, 3% 断片化 (7% ファイルの断片化)
最適化のレポート
9.77 GB 合計, 6.79 GB (69%) 空き, 0% 断片化 (0% ファイルの断片化)
詳細な情報を出力してみる
B:\Documents and Settings\Default User\Desktop>defrag d: -a -v
Windows ディスク デフラグ ツール
Copyright (C) 2001 Microsoft Corp. and Executive Software International, Inc.
分析レポート
ボリューム サイズ = 9.77 GB
クラスタ サイズ = 4 KB
使用領域 = 2.97 GB
空き領域 = 6.79 GB
空き領域の割合 = 69 %
ボリュームの断片化
全体の断片化 = 0 %
ファイルの断片化 = 0 %
空き領域の断片化 = 0 %
ファイルの断片化
ファイルの総数 = 19,781
平均ファイル サイズ = 185 KB
断片化されたファイルの総数 = 0
超過断片の総数 = 0
ファイルあたりの断片の平均 = 1.00
ページ ファイルの断片化
ページ ファイル サイズ = 0 バイト
断片の総数 = 0
フォルダの断片化
フォルダの総数 = 1,634
断片化されたフォルダ = 1
フォルダの超過断片 = 0
マスタ ファイル テーブル (MFT) の断片化
全体の MFT サイズ = 21 MB
MFT レコード数 = 21,451
MFT 使用率 = 97
MFT 断片の総数 = 2
このボリュームを最適化する必要はありません。
プラグインはどのような場合に必要か(ソフトウェアを追加したい場合)
使いたいソフトがレジストリ に何らかの情報を設定している場合はそれらのレジストリの情報を実機から取り出してBartPeに
取り込む必要があるのでプラグインが必要 になると思います。
それに対して設定情報をレジストリに書き込まず、INIファイルなどに書き込んでいる場合はそのフォルダを
CDRに書き込めばそのまま使えるようになるソフトも多いです。この場合はプラグイン不要と考えられます。
もしもCDR上で実行時エラーがでた場合は、RAMドライブ(B:)にファイル一式をコピーした上でファイルの
読み取り専用属性を解除し、それから実行すればまず使えるようになるでしょう。
レジストリに情報を書き込むタイプのソフトでも、初回起動時に初期設定を適用して立ち上がるソフトであれば
何ら問題ないはずです。
今までと同じ設定で使えないことさえ妥協すれば緊急用の環境として利用できることでしょう。
必要メモリの量
見解はいろいろあると思いますが,最低でも128MBの物理メモリを搭載するPCでないとBartPEの運用は厳しいと思われます。
BartPEの作成システム=BartPE起動システムとすると、
ほとんどがWindows XPユーザーでしょうから,搭載メモリは少なくとも128MB程度をつんでいると思われるので大丈夫だとは思いますが,
もしも64MB程度のメモリーでBartPEを起動した場合はどうなってしまうんでしょう?
普段であればスワップファイル(ページング)を作成して事なきを得るのでしょうが、
BartPEはローカルPCにそんなものを作成する事はしない(と思う)はずです。
仮に少メモリ環境でBartPEが立ち上がってもほとんどアプリケーションを立ち上げることは不可能なのではないでしょうか。
私の作成したBartPEのCDでは、初期設定のBartPEの場合起動直後で
タスクマネージャ上の「PF使用量グラフ」
が54MB、Explorer&IEプラグイン(Explorer&IE起動法 )などを追加した状態で80MBでした。
必要メモリ量はプラグインなどを追加するだけ必要になるということになります。
PeBuilderにはRAMドライブ作成機能があり
B:ドライブ として設定されますがその容量の初期設定が32MB確保するようになっているので半分の16MBでもかまわないという人は
\plugin\ramdisk\ramdisk.inf を編集して
RamDiskDiskSize="0x01000000 "
などとするとその分アプリケーション用のメモリにまわせます。
(Ramdiskさえほとんど必要としなければ1MB:"0x00100000 "でもBartPEは動作します。)
KNOPPIX とはWinPEのように、独立したCD-ROMに単独のOSブート機能を持ったシステムのことです.
こういったCD-ROMブート環境のメリットとしては、
PCにインストール済みのOSには影響を与えることなく別のOS環境を
構築できるので、既存OSが立ち上がらない場合でもPCを利用することが可能になります。
既存OSが立ち上がらないときに備えてこれらのCD-ROMを作製しておけば、そこからファイルを取り出し、
別の媒体にバックアップすることが比較的容易にできるようになります。
BartPEの初期状態では単純にWindowsベースのOSが立ち上がるだけといえます.
BartPEではインターネット接続環境などを追加構築しようと思うと、それなりに試行錯誤が必要になります.
ところがKNOPPIXでは、完成済みのCD-ROMイメージファイルをCDに書き込むだけで、
すでに用意されたドライバも多数あり、インターネット接続も苦労せずにできるパソコンが多いはずです.
またKNOPPIXではWindowsOSのNTFSファイルシステムをマウント(読み取り可能)にすることも可能であり、
BartPEの利用目的がPCのファイルバックアップであった場合は、もはやBartPEは必要なくKNOPPIXで事足ります。
KNOPPIXを使ってNTFSのデータのバックアップを行う場合は、書き込み可能なFAT(16,32)ファイルシステムのパーティションが必要です。
(ではBartPEを使うメリットはといえば、おそらくは使い慣れたWindowsアプリケーションを実行できることでしょう。)
KNOPPIXはLinuxベースのOSが起動するので、
操作方法はLinuxに準じます. BartPEを選ぶか、KNOPPIXを選ぶかはその操作性(好み)によるところが大きいでしょう.
JavaScript(JScript)を有効にしてください. NN Space